はじめに
バイクに乗るにあたっての一番の心配事が、事故に会うことではないでしょうか
そのため万が一事故に遭ってしまった場合に備えて、任意保険に入っておくことは大事です。
しかしながら、任意保険の費用は大きな出費になりますし、年齢などの条件によって費用は変わってくるのでややこしい。
そこで、条件違いによって任意保険の費用がどれぐらいになるのかを、保険会社の見積もりシミュレーションを使用し計算してみました。
保険会社や計算条件によって金額は様々ですので、あくまで参考としていただければと思います。
基本条件
保険料を計算するにあたって、以下の条件を基本としています。
初めてバイク保険に加入することを前提としていますが、無事故で保険を使わなかった場合は、1年ごとに等級が上がって安くなっていきます。
ノンフリート等級 | 6等級 |
使用目的 | 日常レジャー使用 |
年間予定走行距離 | 10,000km以上 |
運転免許証の色 | ブルー |
排気量 | 250cc超 |
対人補償 | 無制限 |
搭乗者傷害保険 | 300万円 |
車両保険 | なし |
年齢条件違いでの費用差
まずは、対象年齢違いでの年間保険料を計算しています。
基本条件以外の条件のうち対物補償については無制限、その他の特約は無しで計算しています。
計算して驚いたのですが、全年齢補償と21歳以上補償では保険料の差が大きいです。
およそ3倍以上の開きがあり、20歳以下でバイクを所有するには大きな負担ですね。
若者のバイク離れの一因になっているのかもしれません。
全年齢補償 | 21歳以上補償 | 26歳以上補償 | 30歳以上補償 | |
年間保険料 | 164,080円 | 45,140円 | 45,140円 | 25,720円 |
対物補償違いでの費用差
次に対物補償の金額違いでの保険料違いになります。
年齢条件にもよりますが、およそ数百円の違いなので、対物補償は無制限の一択ですね。
対物補償金額 | 全年齢補償 | 21歳以上補償 | 26歳以上補償 | 30歳以上補償 |
無制限 | 164,080円 | 45,140円 | 45,140円 | 25,720円 |
5000万円 | 163,420円 | 45,960円 | 44,970円 | 25,630円 |
2000万円 | 162,840円 | 45,830円 | 44,840円 | 25,560円 |
その他の特約について
特約を追加した場合の費用増加分についても計算してみました。
今回付加した特約の種類は『弁護士費用等補償特約』と『盗難時の臨時費用特約』
弁護士費用等補償特約とは、弁護士に相談した際の弁護士報酬費用に対する保険。
盗難時の臨時費用特約とは、バイクが盗難にあい、60日以内に代替として新たにバイクを購入した場合に出る保険 (5万円) 。
弁護士費用は高額なのか、その分追加される保険料も高いので、付加するかは微妙なところです。
盗難時の臨時費用特約は、保険料は少額の追加ですが、保証される額も少ないので、特に必要では無いかと思いました。
年間保険料 | 特約付加費用 | |
21歳以上補償 (対人、対物無制限) | 45,140円 | ー |
弁護士費用等補償特約 | 49,530円 | +4,390円 |
盗難時の臨時費用特約 | 50,570円 | +1,040円 |
まとめ
バイクの任意保険費用についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
任意保険は万が一事故をした場合に対する備えとなります。
特に年齢の若い人にとっては大きな負担ですが、あまりケチらずしっかりとした条件で加入することをオススメします。
保険料は、保険会社の各社を比較して算出することもできますので、いろいろと検討してみてはいかがでしょうか。


にほんブログ村
コメント