
先日モトラッド バルコム 熊本さんに行ったときに、かなり気になったモデルがありました。
そのモデルは、R18 FIRST EDITION
かつてのBMWのレーシングモデルRS 500の公道仕様として登場したR5をオマージュし、現代に蘇らせたモデル。
BMW伝統の水平対向ボクサーエンジンを、R18のために完全新開発。
その名も”Big Boxer”
これまでのBMWボクサーエンジンの中で最大排気量の1802ccエンジンとなっています。

ボクサーエンジンなので、横に大きく張り出したシリンダーヘッド。
排気量が大きいので、RnineTよりもさらに張り出している感じです。
OHV方式なので、プッシュロッドでカムシャフトを駆動。
プッシュロッドタワーが外観上のアクセントとなっていて個性的です。

エンジン冷却方式は空油冷方式なので、綺麗な冷却フィンが機能美を醸し出しています。
オイルクーラーも装備されていて、暑い夏場でもオーバーヒートを防ぎます。

後ろから見ても、左右に張り出したエンジンの存在感が際立っています。

メーター周りはシンプル。
キーレスシステムなので、キーシリンダーがありません。

オープンドライブシャフトなので、ドライブシャフトが剥き出しになっています。
ドライブシャフトにもメッキが施されているので、見た目にも綺麗です。

スイングアームの形状も特徴的。

メッキパーツが至る所に使われていて、クラシカルな外観のR18ですが、実は最新のテクノロジーが数多く盛り込まれています。
<R18 FIRST EDITION 主要装備>
- LEDアダプティブヘッドライト
車体が傾くと内蔵された傾斜センサーが傾きを感知し、コーナーの奥を明るく照らします。 - 3種類のライディングモード切替
Rain / Roll / Rock の3種類の中から、シチュエーションに応じた最適なモードが選択可能。 - インテグラルABS
フロントブレーキを握るとリヤブレーキも作動する、パーシャル・インテグラル方式。 - LEDターンシグナル&テールランプ
前後ターンシグナルとテールランプのはLED方式を採用し、視認性を高めています。 - ヒールスタートコントロール&リバースアシスト
坂道発進をサポートするヒルスタートコントロール。跨ったままゆっくりと車体を後退させることができるリバースアシストが標準装備。 - オートスタビリティコントロール
路面状況やエンジンモード別の出力特性に合わせてリヤタイヤの挙動を最適に制御。
<R18 FIRST EDITION 主要諸元>
排気量 | 1,802 cc |
ボア × ストローク | 107.1 × 100 mm |
最高出力 | 67 kW /4750 rpm |
最大トルク | 158 Nm/3000 rpm |
ギヤボックス | 常時噛み合い式6速ギヤボックス |
フレーム構造 | ダブルループ鋼管フレーム |
フロントタイヤ | 120 /70 R 19 または B19 |
リヤタイヤ | 180 / 65 B 16 |
全長 | 2440mm |
全幅 (ミラー含む) | 964mm |
シート高 | 690mm |
燃料タンク容量 | 16L (リザーブ容量約4L) |
モトラッド バルコム 熊本さんでは試乗車も用意されていました。
今度天気の良い日に時間の都合が合えば、試乗に行ってきます。

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