最近は数が少なくなってしまいましたが、何かバイク雑誌は読んでいますか?
今では知りたいことがあれば、なんでもネットで検索して済ますことが多いです。
なので、わざわざお金を払ってまで雑誌を買う機会が減ってきています。
ですが、雑誌には雑誌の良いところがあります。
そんなバイク雑誌の中で今回おすすめするのが、『MotoNAVI (モトナビ)』になります。
MOTO NAVIの創刊
MOTO NAVIは2001年に、二弦社から自動車雑誌 “NAVI” のバイク版として創刊。
偶数月の毎24日に発売されていました。
創刊時のコンセプトが、
”もういちど、オートバイと暮らす”。
オートバイのあるライフスタイルの提案という感じで、他のバイク雑誌とは少し違った目線で新鮮でした。
当時のバイク雑誌は、主に新しいバイクの性能や機能面などのメカニカルな側面に焦点を当てていたり、ライディングテクニック的なノウハウを特集していたりすることが多かったです。
そんな中で登場したMOTO NAVIはというと、バイクのファッションに関する記事やバイクが好きな有名人が数多く表紙を飾ったりと、バイクよりむしろ人が主役といった感じでした。
もちろんバイク雑誌なので、バイクに関する記事もあったのですが、誌面を飾るのがBMWやドカティ、トライアンフなどの輸入車が登場する機会が多かったです。
創刊された当時から購読していたので、その後の購入したバイク選びには “MOTO NAVI” から受けた影響は大きかったです。
Moto NAVIのリニューアル
創刊してから9年経った2010年には休刊の危機があった様ですが、独立して出版社を立ち上げ、変わらずに雑誌を継続されていました。
その後、2018年には出版社が倒産してしまったため、新設された出版社にスタッフが移って編集長も変わった様です。
2019年2月号よりリニューアルして、ロゴも一部を小文字にした “Moto NAVI” に変更。
雑誌のデザインやコンセプトも変更されました。
リニューアルされた後の誌面では、スタイリッシュな写真が多く使われ、抽象的な表現が多くなった感じがしました。
2019年のリニューアル後からは、それ以前のMOTO NAVIに求めていた部分が消えつつある様に感じて、あまり購読しなくなっていました。
Moto NAVI再リニューアル!
そんなMoto NAVIが20周年を過ぎて、2021年の113号より再リニューアル!
コンセプトも
“『Motoな世界』の楽しさを、ひとりでも多くの人に伝えたい!”
と設定されています。
これまでは偶数月の発売だったのが、季刊誌に変更となっています。
最新号ではMotoな人と題して、バイクに関わる人達がたくさん登場しています。
再リニューアル前と比べて、お値段は高くなりましたが、分厚くなって読みごたえが増し、内容も以前の様に人が主役となった感じで嬉しい変更。
Moto NAVIの特徴であるスタイリッシュな写真も多くあり、今後の展開がすごく楽しみです。
バイクに興味がある方やそうでない方も、再リニューアルした “Moto NAVI” が気になった方は一度読んで欲しいです。
Amazonで販売されていますので、こちらより購入できます。
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