ネオクラシックバイク BMW RnineT インプレッション#2 〜デザイン編〜

RnineT

RnineTを購入した一番の動機は、やはりこのデザイン。

ネオクラシックというジャンルになるのですが、その名の通り伝統的でクラシカルな雰囲気の中にも、現代的でモダンな要素が含まれているデザイン。

大人のバイクという感じで凛とした雰囲気があり、佇まいが何とも言えずに優雅です。

RnineTのデザイン上の特徴を一つ挙げるとしたら、やはり燃料タンクの造形ではないでしょうか。

形状はオーソドックスですが、タンクサイドの一部がヘアライン仕上げになっていて、ツートンカラーとなっている点が特徴となっています。

黒とシルバーのコントラストが上品な雰囲気を醸し出しています。

タンク右側には吸気ダクトがあり、アルミのダクトカバーが装着されています。

ダクトカバーには ”nineT” の文字やデザインが施されていて、質感向上に一役買っています。

マフラーは左2本だしとなっていて、純正でアクラポビッチ製を採用。

表面の仕上げも丁寧にされており、高級感溢れる外観となっています。

サイドカバーは一見アルミフレームの様にも見えますが、実際は樹脂でできていて、ハニカムメッシュが軽快感を演出しています。

シートにはステッチが施されていて、こちらにも “nineT” のタグが。

細かいところがいちいちオシャレです。

ハンドルバーの先端に至るまで、こだわりのデザイン。

サイドカバーのボルトフランジと同じデザインイメージで、メカニカルな雰囲気を出しています。

前後ホイールは、クラシックバイク定番のスポークホイール。

クラッシックなバイクにはスポークホイールが似合います。

ヘッドライトは、オーソドックスな丸目1灯。

2021年モデルではLEDヘッドライトが採用されましたが、2014年モデルはハロゲンヘッドライト。
クラシカルな雰囲気が全体にマッチしています。

テールランプはLED。
クリアレンズでスッキリとしたデザインです。

RnineTのデザインはいかがだったでしょうか?

それまでのBMWとは趣が異なり、スタイルやカスタマイズに軸足をおいたRnineT。

BMWとして新しい分野を開拓したこのモデルは、細部にこだわりが溢れ、発売から7年たった今でも基本デザインは踏襲されています。

BMWといえば年配のライダーが乗るイメージでしたが、RnineTシリーズに至っては多くの若者が乗っていて、BMWの新たな挑戦が成功した証と言えるでしょう。

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